単なる作業者ではなく、周囲の成長や成果にも貢献できているという実感が、自分のモチベーションにもつながっています。

先輩社員
山田

Q.どういった業界で働いているのかを教えてください

材料系の化学メーカーです。

Q.リクルートR&Dスタッフィングに応募した理由を教えてください

リクルートR&Dスタッフィングには多岐にわたるエンジニア分野の募集があることに魅力を感じ、応募を決めました。自分のこれまでの経験やスキルを活かしながら、新たな分野にも挑戦したいと思ったからです。

Q.未経験の方や働くイメージが湧いていない方に伝わるよう、業務内容について詳しく教えてください

現在は合成、化学分析(XRF・XRD・SEM・窒素吸着)、物性測定(粒度計・粘度計・硬度計)、データ分析など多岐にわたる業務を行っています。

Q.出勤から退勤までのスケジュール(時間と業務内容)を教えてください

8:30 出社
作業着に着替えた後、メールを確認し、当日の業務内容を確認します。

9:00 朝礼
ラジオ体操のあと、チーム内で業務の進捗や予定を共有します。

9:15 業務開始
装置の立ち上げ、試薬の秤量、調合、合成などの実験業務を行います。

12:00 昼休憩(1時間)

13:00 午後の作業開始
メール確認を行った後、測定や解析、データの整理・まとめなどを行います。

18:00 業務終了・退社
着替えて退社します。

Q.入社前に不安だったことを教えてください
また、その不安がどのように払拭されたかを教えてください

派遣先の就業に際して、もしスキル不足で対応できなかったら…と入社前は正直かなり不安でした。
しかし、リクルートR&Dスタッフィングでは就業開始前に担当営業との事前面談を通じて業務内容とスキルとのすり合わせをしてくれますので、不安を払拭してスタートを切ることができました。

Q.リクルートR&Dスタッフィングと他社で入社に迷っていましたか?その中でリクルートR&Dスタッフィングを選んだ理由や入社の決め手を教えてください

リクルートR&Dスタッフィングへの入社に迷いはありませんでした。学生時代の専攻は機械工学でしたが、以前から化学分野の仕事に携わりたいという思いが強くありました。そんな思いとともに転職活動を進める中で、リクルートR&Dスタッフィングが幅広いエンジニア分野に関わる機会を提供されていることを知り応募しました。

Q.入社して良かったことを教えてください

内定後すぐに物件探しや引越しの手配を進める必要があり、不安も大きかったのですが、営業の方からリクルートR&Dスタッフィングの福利厚生に住宅手当制度・家賃補助制度があることを丁寧に教えていただき、すぐに利用することができました。営業の方はレスポンスが早く、連絡もこまめにいただけたので、安心してやり取りを進めることができました。結果として、物件選びから契約までスムーズに進み、引越し準備にも集中することができました。初期費用を抑えられたことに加え、今も毎月の家賃補助があるのは本当にありがたく、生活面での不安がぐっと減ったと感じています。
「働く環境だけでなく、暮らす環境まで気を配ってもらえる」という安心感が、入社して良かったと感じる大きな理由です。

Q.入社後に身につけることができたスキルを教えてください

化学物質を安全に取り扱うための知識です。
学生時代に危険物取扱者・毒物劇物取扱者の資格を取得し薬品の性質やリスクを理解していましたが、実務において改めて適切な取扱い方法やSDS(安全データシート)の確認、混合時の注意点などを学び安全意識が一層高まり、現場で通用する正しい知識の重要さを再認識しました。

Q.入社後、どのように業務を覚えましたか?

入社後は、先輩社員のOJTを通じて実務を一つひとつ学びました。最初は業務内容や専門用語が難しく感じられ、戸惑う場面も多くありましたが、不明点はそのままにせず、積極的に質問することを心がけました。また、業務の中でいただいた作業手順書には、自分なりに理解した内容や注意点をメモとして追記しながら、情報を整理していきました。そうすることで、少しずつ全体の流れが見えるようになり、作業の意味や背景も理解できるようになっていきました。
未経験でも、日々の積み重ねと前向きな姿勢で、確実にスキルを身につけていくことができたのではないか、と感じています。

Q.エンジニアとして働く中で、一番やりがいを感じたエピソードを教えてください

研究開発職の補佐として業務に携わる中で、特にやりがいを感じたのは、自分の経験や知識を他の人に活かしてもらえたときです。
装置の取り扱いや、作業を効率的に進めるためのコツなどを実験ノートにまとめ、ノウハウとして蓄積していく中で、自分なりに工夫した点や失敗から学んだことも記録するようにしました。
その結果、周囲から「とても分かりやすい」「助かった」と言ってもらえることが増え、直接アドバイスやフォローができる機会も増えました。自分の積み重ねがチーム全体のスムーズな業務に役立っていると実感できたとき、大きなやりがいを感じました。
単なる作業者ではなく、周囲の成長や成果にも貢献できているという実感が、自分のモチベーションにもつながっています。

Q.この仕事をしていて「成長できた」と感じた瞬間を教えてください

前述のエピソードとも重なりますが、はじめの頃は、業務をこなすことに精一杯で、目の前の作業だけで手一杯でした。しかし、業務に慣れ、装置の扱い方や作業の流れに余裕が持てるようになるにつれて、「どうすればもっと効率よくできるか」「次に困らないためにはどうすればいいか」と考えながら行動できるようになってきました。
実験ノートに失敗や成功の記録を残し、それが他のメンバーの役に立ったときには、自分の知識や経験が“チームの力”になるという実感が湧きました。人に教えることを通じて、自分の理解もより深まり、視野が広がったことが、成長の証だと感じています。

Q.働く上で意識していることを教えてください

働く上で特に意識しているのは安全面です。業務では試薬や薬品を扱う機会が多いため、事故やトラブルを未然に防ぐことを常に心がけています。
保護具(手袋・ゴーグル・マスクなど)の着用を徹底し、作業前後の確認や作業環境の整理整頓にも注意を払っています。また、自分だけでなく周囲の安全にも気を配るようにし、少しでも違和感を覚えたときは、すぐに報告・相談するようにしています。

Q.今後のキャリアビジョンを教えてください

今後は、エンジニアとしての専門性を高めながら、チームやプロジェクト全体を支えられる存在を目指したいと考えています。
まずは、目の前の業務一つ一つを着実にこなす中で、装置の操作や実験手順、品質管理などのスキルをしっかりと身につけていきたいです。

Q.未経験からエンジニアを目指す方へ、背中を押す一言をお願いします!

配属後、聞き慣れない専門用語に疑問を持つことが多々ありました。完璧を求めようとするよりもメモを取り調べながら確認を取り、地道にコツコツ精進していく姿勢が大切だと思います。
私もまだまだ日々勉強の毎日です。

実験で使用する消耗品が少なくなったら自ら気づいて手配をお願いしたり、前職の接客業の経験も細かな気遣いや配慮として活かせていると思います。
未経験からエンジニアへチャレンジするとしても活かせる経験は多いので、様々な視点から物事を見つめられる方や技術を身につけてスキルアップを目指す方にお薦めです。